酒さ様皮膚炎・酒さ
酒さは顔に毛細血管拡張が生じたり、
ニキビのようなぶつぶつが出たりする難治の皮膚病です。
酒さ様皮膚炎は酒さによく似た症状ですが、
長期に主に顔にステロイドを長期に塗り続けた場合に起こる皮膚炎です。
正常な皮膚にステロイド外用薬を数か月以上外用すると生じます。
顔全体の赤みと毛細血管拡張が出ます。
ステロイド外用薬の使用を中止するとニキビのような発疹が出たり、
ジュクジュクしたりします。
ステロイド薬外用の中止が絶対です。
アトピー性皮膚炎用の外用薬を治療に使うことがありますが、
それも使いすぎると同じように酒さ様皮膚炎を起こすことがあります。
ヘパリン類似物質の保湿剤は酒さや酒さ様皮膚炎の赤みを悪化させる可能性があります。
【治療】
非ステロイド系の外用薬、ニキビ用の抗菌薬外用薬で治療します。
かゆみに対して抗アレルギー剤内服、ニキビ様発疹に対して抗菌薬内服をします。
症状に応じて漢方薬も服用します。
※2022年6月から酒さに対してメトロニダゾール外用薬(ロゼックス)が保険適応になりました。
酒さそのものと酒さ様皮膚炎に対して治療法が異なる場合があります。
2024年10月8日一部追記
京都四条烏丸にあるゆかり皮フ科クリニックの保険診療の疾患(病気)に関するページです。