乾燥肌について(2023年度版)
2023.11.13
急に寒くなり、肌が乾燥するようになりました。
乾燥肌における注意点をかいてみたいと思います。
☆お風呂について
熱いお風呂に長時間つかると乾燥症状が進みます。
皮膚のためだけであればぬるめ(40度を超えない)に5分以内くらいがよいです。
寒い時は浴室暖房を使う、ふろに入る前にシャワーなどで浴室を温めるなどしましょう。
☆部屋の湿度について
空気が乾燥すると皮膚から水分が蒸発して乾燥しやすくなります。
冬はもともと空気が乾燥しているので、その状態で暖房を使うとさらに空気は乾燥します。
加湿器、ぬれタオルなどを干すなど湿度を保つように工夫しましょう。
☆肌着について
直に皮膚に触れるものはコットン(木綿)素材など、刺激の少ないものにしましょう。
化学繊維は、コットン素材に比べてかゆみが出やすくなります。
発熱性素材のものは水分を吸い取ってさらに体を温めるので、
着用すると余計に肌が乾燥することがあります。
気を付けてもかゆみがひどい、粉をふくなどの症状があれば、
診察を受けてください。
お薬の保湿剤もあります。
皮膚科、美容皮膚科で役立つコラムを配信します。