多汗症治療について
2022.05.10
汗をかく季節になってきました。
汗をかきすぎて困るので何とかしたいという患者様も増えています。
〇脇の汗の場合
・アルミ水の外用
・エクロックゲルの外用(保険適応)
・ボトックス注射
が有効です。
個人的にはボトックス注射が一番効果があると思っています。
1回の注射で半年ほど汗の量を抑えることができます。
ただいまキャンペーン中です。(~2022年5月末)
〇手汗、足汗の場合
・アルミ水の外用
・イオントフォレーシス(他院を紹介します)
・神経節ブロック(他院を紹介します)
イオントフォレーシスは週数回通う必要があります。
神経節ブロックは入院等が必要だったり、行うと他部位に汗をかきやすくなったりすることがあります。
以上の点から効果はほかに劣るものの、アルミ水外用が現実的な治療法かなと思います。
〇全身にかく汗
・漢方内服(保険適応)
・プロ・バンサイン内服(保険適応)
体質、症状により、漢方が合う方もいらっしゃいます。
副作用など問題なければプロ・バンサインを処方することもあります。
以上、多汗症の全般的な治療法を書きました。
ゆかり皮フ科クリニックでは多汗症治療も行っております。
適応になる、ならないも含めて気になる方は一度診察をお勧めしています。
皮膚科、美容皮膚科で役立つコラムを配信します。