コロナ禍での手荒れ
2021.11.10
空気が乾燥する季節になってきました。
空気が乾燥すると乾燥による皮膚疾患が悪化しやすくなります。
水分は湿度の高いところから低いところへと移動していこうとするためです。
皮膚が乾燥すると皮膚のバリア機能が落ちるため、
それだけで湿疹(皮膚炎)になることが分かっています。
また、寒くなるとお湯を使って手を洗うことも、乾燥の原因になります。
それに加えて、昨年から続いているコロナ禍で、
手洗いの回数が増えたり、アルコール消毒したりします。
こうして、例年より手荒れしやすい、サカムケしやすい、
手が常にガサガサしてる、といったことが起こります。
例年ですと、
『1日4~5回はハンドクリームなどを使いって、保湿しましょう。』
と言っているのですが、
コロナ禍ですと、
『1日10~20回は保湿しましょう』と言っています。
私も常にデスクに保湿剤を置いて保湿するように心がけています。
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