低温やけどにご注意
2018.12.17
寒い時期になると一気に増えるのがやけどです。
高い温度でやけどすると、
すぐに激しい症状が出るので来院されることが多いです。
しかし、低温やけどのように
低い温度でじわじわ、やけどしたものは
後から症状がひどくなってきます。
『こんなになってしまうなんて・・・』
といった感じで来院されることが多いです。
イメージとしては
高温のやけどはフライパンでじゅっと表面だけ焼くような感じ。
低温やけどはフライパンでじわじわゆっくり火を通した感じ。
表面の症状がゆるそうに見えて、
深部まで熱の影響があるので低温やけどの方が厄介です。
症状がきつい場合は軟膏の処置だけでは治らず、
縫い縮めたり、植皮したりすることもあり、
かなり厄介です。
湯たんぽ、電気あんかなど、特に就寝時に使うものには
注意しましょう。
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