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ニキビ(ザソウ)

ニキビが久しぶりにたくさんできました↓

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顎にちょこちょことできています。

ファンデーションで隠れているのでわかりにくいかもしれませんが。

さっそく、ディフェリンゲル外用を開始しました。

ニキビができる原因は、今度くわしく述べます.

今回は外用治療薬であるディフェリンゲルについて。

ニキビは、

・閉鎖面皰(白ニキビ)

・開放面皰(黒ニキビ)

・紅色丘疹(赤ニキビ)・・・炎症が惹起された状態。

という感じに症状が進んでいきます。

ディフェリンゲルは、国内初のレチノイド様作用を有するニキビ外用薬です。

保険適応があります。

1日1回、洗顔後、患部(顔のみ)に適量を塗布します。

ディフェリンゲルの局所投与により、

非炎症性皮疹と炎症性皮疹が減少することが考えられています。

一昨年の秋に発売開始になりましたが、

とてもいいお薬ですが、副作用がほかの薬より、

少し起こりやすいためか初めて当院に来られる方は、

ディフェリンゲルを使ったことのない方が多いです。

副作用についても、じっくりお話をして、

使用方法や、ケア方法をアドバイスしてカバーしています。



副作用として多いのは、皮膚乾燥、かゆみ、皮が細かくはがれる、

赤くなる、かゆくなるといったことが多いようですが、

効果を実感していただいているのと、説明をしっかり行っているためか、

ニキビ保険治療の方はとても多いですが、

ディフェリンゲルを途中でやめてしまった方は数人しかいません。

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もし、ニキビでお悩みの方がいらっしゃいましたら、

気軽にご相談ください。

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麻疹

最近、何人か、成人の麻疹の方が続いたので、

ちょっと書いてみます。

大学生の入学時、私の麻疹・風疹の抗体価は測定不能レベル。

しかし、大学時、風疹に罹り、風疹抗体価はアップ。

(風疹ワクチンは二回受け、しかも、

二回、風疹に罹患(また今度この話は書きますね。))

その後、大学病院勤務時に測定した私の麻疹抗体価は、

なんと、かなり高かったのです。

しかし、私は麻疹にはかかった覚えはなかったのです。

若い世代が麻疹に罹る、

要するに、ワクチンで保っている抗体価が、

周囲に麻疹になる人が少ないために下がってしまって、

抗体価が下がったがゆえに麻疹になってしまう、

という現象がちょうど私が医者になりたてほやほやの、

その時、学会でも取りあげられていました。

そして。

私の体の中で起こった抗体価上昇は、不顕性感染だということがわかりました。

当時柔道部で麻疹になった後輩がいたので、その時に遷ったのでは?

と考えています。

不顕性感染とは。

説明すると長くなるのですが。

一般に症状の現れる感染を顕性感染といい、

症状が表れない感染を不顕性感染といいます。

ウイルスが細胞に感染すると、生体の免疫機構が働いて、

ウイルスを排除しようとします。

ウイルスが感染しているけれど、生体の免疫機構によって、

防御され発症しない期間を潜伏期といいます。

不顕性感染という概念には不明確な面があるけれど、

ある条件下で発病しうる病原体と宿主との関係において、

はっきりとした発病に至らないで経過する場合のものを指します。

不顕性感染は顕性感染からの連続的な現象であり、

病原体の種類によっては不顕性感染のほうがむしろ正常の姿で、

臨床的は発病は例外と考えられるものもあります。

不顕性感染の場合であってもウイルスが分離されることがあります。

また、不顕性感染でも特異的免疫記憶が成立しますし、

血中の抗体価も上昇するので、

感染者に自覚症状が無い場合でも感染の既往があったことがわかります。

不顕性感染になるか否かは、ウイルスの感染力の強さ、

感染経路、また宿主によって左右されます。

麻疹ウイルスでは約20%が不顕性感染です。

不顕性感染の頻度が高い感染症の場合、

一般にヒトからヒトへの感染経路の追求が困難になる場合が多くなります。

不顕性感染者は病状の自覚がなく、

通常の社会活動に支障無く参加できるので、

感染源としての自覚がなく、危険な存在である場合があります。

不顕性感染では感染者の行動が制約無く伝播し、

被感染者に直接知られることなく影響を及ぼしているという意味で、

罪の意識なき、ウィルス散布者といった感じでしょうか。

私もそんな一人だったわけです。

(15年以上前なので、時効成立?)

きっと、大学入学時に、抗体価を調べたうえで、

さらにワクチンの接種を行うことが必要だったのではないかと、

いまさらながらに反省しています。

国が、高校無償化にしてくれるのなら、小学校入学時と、高校卒業時の、

二回の麻疹ワクチンも無償化してくれるという私の案はいかがでしょうか?



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